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コケ・地衣一覧へ 

公園のクスノキの樹皮についていました。

小型で全体が糸くず状に見えます。茎は密に枝分かれし,枝は立ち上がります。葉は乾くと枝に圧着します。

枝葉は長さ0.5〜0.8mm,卵形〜長卵形で先端は細く鋭ります。尖った部分は長く透明な細胞からなります。葉の上半部の縁には小形で単細胞の鋸歯があります。中肋は1本で葉の中部近くまで達します。

凾よくつけますが,その柄は2〜3mmと短いです。朔は広卵形で直立し,剋浮ヘありません。

本州〜九州に分布し,人家近くの低山地の樹木や街路樹に着生します。


写真上2025/12/09小立
 

コゴメゴケ                              

蘚類   コゴメゴケ科