腹長26～40ｍｍ。
雄がやや大きめです。

下のアオイトトンボに似ていますが，本種では胸部に粉が吹くことはない，金緑色部が第２縫合線まで達し広い，雄の尾部付属器は外側に曲がる，などにより見分けることができます。

平地から低山地の岸辺に木立のある池沼や湿地に生息しています。

北海道・本州・四国・九州に分布し，広島県ではほぼ全域に生息しています。

５月下旬～１１月下旬に出現し，９，１０月頃に多い。

写真はいずれも
2011/.08/17志田原

腹長28～37mm。
雌雄の差はあまりないようです。

上のオオアオイトトンボに似ていますが，本種の金緑色部は第２縫合線まで達することはなく，幅がやや狭く見えます。写真の個体は未成熟なのでしょう。成熟するともっと色が濃くなり，上のオオアオイトトンボに近い感じになりますが，体に白粉が生じます。

平地から山地にいたる抽水植物が繁茂する池沼や湿原に生息しています。

北海道・本州・四国・九州に分布し，広島県ではほぼ全域に生息しています。

５月中旬～１１月下旬に出現し，９，１０月頃に多い。

写真はいずれも
2025/.05/31猪之子