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体長約3mm。 胸部左右の翼状突起が大きく,半円形をしています。上のアワダチソウグンバイではこの縁がギザギザですが,本種では滑らかです。 左右の半翅にまたがって濃褐色のX字状をした紋が顕著に見られます。 サクラに寄生することが多いということですが,ナシやリンゴを害することもあるということです。 今回は自宅庭のいろいろな植物の上で見つけました。隣家のサクランボの木から飛んできたのかもしれません。 本州・四国・九州に分布しており, 広島県でも広い範囲に生息しています。 写真はいずれも 2024/04/12高浦 |
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体長3.5mm程度。 セイタカアワダチソウの葉の裏にいっぱいついていたので,アブラムシかと思いましたが,図鑑で調べてみるとグンバイムシ科というカメムシの仲間でした。相撲の行司がもつ軍配に体の形が似ていますね。ただ,私が持っている図鑑は古くて,本種が出ていなかったので,インターネットで「グンバイムシ」で検索して該当する種を見つけました。 前胸背の左右に突き出した翼状の突起にギザギザがあります。 セイタカワダシソウヒゲナガアブラムシという赤いアブラムシがいなくなる6月末頃に,代わって本種が寄生し出すのかなと思います。 写真はいずれも 2018/07/09高浦 |
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ツツジグンバイ
ナシグンバイ
アワダチソウグンバイ
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体長3.5〜4mm。 体は黒色ですが,背面は灰色で,にぶい光沢があります。 前胸背前半にある嚢状(袋状)隆起の前端が尖り,大きく頭部を完全におおっているところが,特徴です。 ツツジ類の葉の裏に寄生し,葉を枯らすということですが,今回はクスノキ科のヤマコウバシらし若葉の裏についていました。 本州・佐渡・四国・九州・対馬南西諸島に分布しており, 広島県でも広い範囲に生息しています。 写真はいずれも 2025/04/29一番組 |
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グンバイムシの仲間